ローヤルゼリーの3つの製法を比較してみよう
ローヤルゼリーは、その製造方法によって「生ローヤルゼリー」「乾燥ローヤルゼリー」「調製ローヤルゼリー」の3つに分けることができます。
それぞれの製法や特徴を比較してみましょう。
公正取引委員会によって決められた厳密な基準による分類であり、生タイプは「女王蜂を育成するために、みつばちが咽頭腺等を通じ王台中に分泌したもので、移虫後72時間以内に採取したもの」です。
直接採取したそのままのゼリーであり、加熱・乾燥したり、加工をしていないので、ほかの2タイプと比較して、より本来の栄養を損なうことなく摂取することができます。
しかし新鮮なだけに保存が難しく、すぐに品質が低下してしまうために取り扱いに注意が必要です。
乾燥タイプは「生ローヤルゼリーを凍結乾燥その他の方法によって乾燥処理したもの」とされています。
粉末になっており、水分を飛ばしているために長期保存が可能で、取り扱いも生タイプに比べ簡単、持ち運びに便利です。
カプセルにするなど、より飲みやすくなっている商品もあります。
調製タイプは「生もしくは乾燥ゼリーに、乳糖、はちみつなどの調整剤・添加物等を使用して調製したもの(錠剤・カプセルその他剤型品の調製は、品質保全のために必要な場合に限る)であって、生ゼリーの重量が全重量の6分の1以上」と決められています。
ローヤルゼリー以外の成分・原料と合わせることで、他のタイプと比較し栄養価がさらに高くなり、それぞれにサポートしたい悩みにより適した商品とすることができるのです。
生の場合もあれば、乾燥である場合もあります。
例えば、アンチエイジングで話題の「コエンザイムQ10」を配合した調製ローヤルゼリーでは、ゼリー自体が持つ豊富な栄養成分の役割とともに、糖分やアミノ酸をエネルギーに変える機能や、抗酸化作用によって体を若々しく保つことが期待できます。
40歳以上の方の体にピッタリのローヤルゼリーサプリメント!「40歳からのローヤルゼリー」の詳細はこちら
ローヤルゼリーの製法によって違ってくるのは?
生、乾燥、調製の3タイプを比較するときのポイントとして、「栄養価」「保存性」「利便性」「味」が挙げられます。
このポイントごとに比較してみましょう。
栄養価は、もちろん採取したそのままの生ローヤルゼリーが高くなり、ローヤルゼリー以外の添加物が多くなる調製ローヤルゼリーで最も低くなります。
生タイプと乾燥タイプでの栄養価のギャップを見てみると、熱を加えることなく乾燥が可能な昇華乾燥法で製造されていれば、栄養価は壊れることなく、十分なサポートを期待することが可能です。
保存性、利便性は、乾燥タイプが高ポイントです。
生タイプは冷蔵・冷凍保存が必要で持ち運びが困難なのに対し、乾燥タイプは冷暗所であれば常温で保管でき、サプリメント商品なら外出先でも簡単に水で服用できます。
調製タイプでは、使用するローヤルゼリーが生なのか乾燥なのかで異なりますが、保存を良くするための添加物などを加えている場合、これが体に良いとは言えません。
味は、ローヤルゼリー比較のなかで軽視できないポイントです。
独特の風味があるローヤルゼリーですが、特に生タイプでは「飲めない」という人がいるほどピリッとした酸味が感じられます。
乾燥タイプであればこの風味はかなり落ち着き、カプセル化されていればほとんど気にすることなく誰でも飲める味に仕上がっています。
製法の違いはこのように、利用者にとって色んなメリット・デメリットをもたらすのです。
ローヤルゼリーの比較基準、欠かせないのは?
ローヤルゼリー商品を選ぶときには、まずは生ローヤルゼリーなのか、乾燥ローヤルゼリーなのか、調製ローヤルゼリーなのかを選択しますが、これらを絞り込んだ後にも、たくさんの商品のなかから選択することになります。
その比較基準として欠かせないのは、どのような点でしょうか?
まず、ローヤルゼリーそのものの品質を確認する必要があります。
その品質基準は、特有成分であるデセン酸含有量であるとされていて、ローヤルゼリー公正取引協議会では、生タイプで1.4%以上、乾燥タイプで3.85%以上、調製タイプで0.21%以上のデセン酸を含有していることが、公正マークの審査基準となっています。
公正マークの付いた商品であれば、このデセン酸含有量を満たしているということで安心ですが、それ以外の商品を見る際にも、基準値として比較してみるといいですね。
粗悪な製品では、人工のデセン酸を添加しているものもあるため、注意が必要です。
40歳以上の方の体にピッタリのローヤルゼリーサプリメント!「40歳からのローヤルゼリー」の詳細はこちら
「ローヤルゼリーの3つの製法に関して」・・・みんなの質問
生ローヤルゼリーとはどんなものですか?
とりたてでまったく加工されていない生ローヤルゼリーは、乳白色をしたクリーム状となっています。
独特の臭いがあり、その味は酸味が強く、お世辞にもおいしいといえるものではありません。
そして、その保存はとても大変です。酸化しやすく傷みやすくなっています。
酸化が進むと臭いも悪く、味も変わります。
継続するにはそれ相当の覚悟が必要となります。
間単に続けられるのはどのタイプですか?
一番、手軽なのでいえばサプリメントです。
つまり、生の栄養分を保つ乾燥ローヤルゼリーです。
生ローヤルゼリーはその味が不味くて飲みにくく保存が大変なので、仕事などで外出しがちな人には不向きです。
その点、サプリメントであればいつでもどこでも好きな時に摂取することができます。
形状的にも飲みやすいですので、忙しい人にも最適です。
調整ローヤルゼリーに含まれる栄養素はどれくらい?
基本的に必要最低限の成分は含まれていますが、生タイプや乾燥タイプに比べると栄養素は少なくなります。
また、ローヤルゼリー以外の副原料や添加物も気になるところです。
それぞれの成分をチェックし、抗生物質や農薬といった危険なものが含まれていないものを選ぶようにしましょう。
このページを読んだ人は、以下の記事も読んでいます。