生ローヤルゼリー換算値とは?
ローヤルゼリーの配合量を評価する際に、「生ローヤルゼリー換算値」という表記がされます。生ローヤルゼリー換算値とは、ローヤルゼリーの品質を、製品化する工程が違うローヤルゼリーでも正しく比較することができるように設けられた数値です。
ローヤルゼリーには、生ローヤルゼリー、調整ローヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリーの3種類があります。
ミツバチの巣から出したばかりの生ローヤルゼリーには水分が約70%含まれています。そして、生ローヤルゼリーの水分を90%除去したものが乾燥ローヤルゼリーです。
調整ローヤルゼリーは、乾燥ローヤルゼリーに乳糖やデンプンなどを混ぜて加工した製品です。
このように、3種類のローヤルゼリーは水分の含有量が異なるため、その重量では有用成分を比較することができません。
そこで、乾燥ローヤルゼリーの重さは生ローヤルゼリーの約1/3であることを基準に「生ローヤルゼリー換算値」を算出します。
「生ローヤルゼリー換算値900mg」を求める場合について比べてみましょう。
生ローヤルゼリーの場合は、そのまま900mg
乾燥ローヤルゼリーの場合は、900÷3=300mgが必要です。
調整ローヤルゼリーとなるともう少し複雑です。
ローヤルゼリーの成分には含まれない副材料やサプリメントの糖衣などの重量を除いて計算しなければならないからです。
「生ローヤルゼリー換算値900mg」の乾燥ローヤルゼリーに副材料を200mg使って調整ローヤルゼリーを作るとします。
乾燥ローヤルゼリーの重量300mg+副材料200mg=500mgが必要になります。
身近にローヤルゼリーのサプリメントやローヤルゼリーを配合したドリンクがあったら、成分表示を読んでみましょう。
表示されている生ローヤルゼリー換算値の意味が良くわかって、よりローヤルゼリーに興味を持っていただけるのではないでしょうか。
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生ローヤルゼリー換算値の必要性
ローヤルゼリーのパワーをしっかりと引き出すには、1日の摂取量をきちっと毎日飲み続けることが大切です。
商品ごとに記載された摂取量が基本ですが、一般的には500mg~3000mgが目安となります。
ローヤルゼリーは製法の違いで、生ローヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリー、調整ローヤルゼリーの3種類に分かれ、生ローヤルゼリーの場合には採取したローヤルゼリーがそのまま入っていますが、乾燥ローヤルゼリーの場合、ローヤルゼリーを乾燥する処理を施し、ほとんどの商品ではその他の有用成分と配合して、飲みやすいカプセルに入れられています。
調整ローヤルゼリーになると、調整剤や添加物による加工が施されます。
乾燥の場合も調整の場合も、それぞれに全体の○%以上ローヤルゼリーが含まれていなければならない、という取引協議会の規定がありますが、協議会認定外の商品もありますし、すべての商品で「結局1日にローヤルゼリーを何グラム摂れるの?」とひと目でわかる状態にはなっていません。
そこで基準となるのが、生ローヤルゼリー換算値です。
乾燥タイプであっても調整タイプであっても、水分量や添加物の重さを考慮したら、生に換算してローヤルゼリーが何グラム入っているのか、商品の栄養価を測る根拠となります。
とはいえ、添加物量が何グラム入っているのかを、購入者が正確に把握するのは難しいものです。
商品の有用性・信頼性の判断基準のひとつとして、生ローヤルゼリー換算値をホームページなどで分かりやすく公表していて、その値が十分なものである点を確認できれば安心です。
摂取量が多すぎた?!
乾燥ローヤルゼリーでは、生ローヤルゼリーを乾燥させる工程で水分の90%が飛ばされ、結果としてローヤルゼリー成分が凝縮されています。
これに気づかずに、換算前のローヤルゼリー量で乾燥タイプの1日の摂取量を決めてしまうと、結果的に推奨量の3倍もの量を摂ってしまう、過剰摂取の状態になってしまうのです。
ローヤルゼリーは深刻な副作用の心配がない健康食品ですが、食べ過ぎればお腹をこわすのと同じように、ローヤルゼリーを飲み過ぎるとお腹がゆるくなることもあります。
初めてローヤルゼリーを飲んでみた方が、さほど摂りすぎているわけでもないのにお腹がゆるくなった、という声も聞かれ、ローヤルゼリーの摂取量は体質や体格、体調などによっても個人差が大きいことが分かります。
ベースとなるのは商品に記載された摂取量ですが、知識として生ローヤルゼリーの換算値を知っておき、さらに自分にとって最も効果的なローヤルゼリー量を探してみましょう。
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「知っておきたい生ローヤルゼリー換算値に関して」・・・みんなの質問
生と乾燥での摂取量の違いは、換算値から?
はい、そうです。
巣から抽出したばかりの生ローヤルゼリーにはたっぷりとの水分が入っています。
そこから9割近くもの水分を除去して乾燥ローヤルゼリーとするのですから、乾燥タイプのローヤルゼリーを摂取する時は、生タイプの含有量よりも少ない・・・つまりは3分の1でいいのです。
ローヤルゼリーの品質は、その乾燥方法で決まるといわれていますから、そこらへんもしっかりとチェックしましょう。
調整タイプも3分の1を目安にするの?
乾燥ローヤルゼリーに乳糖やデンプンを混ぜて加工している調整ローヤルゼリーでは、その摂取量の確認はちょっと複雑で面倒なものとなっています。
「これぐらい」というのが一概にはいえませんから、使用する製品に書かれている目安量にしたがって摂取するのが望ましいでしょう。
その目安などが信頼できる、品質も高いローヤルゼリーを選ぶのであれば、評価機関として有名な社団法人ローヤルゼリー公正取引協会が認定した製品にするのがいいです。
生ローヤルゼリー換算値での1日の摂取量は?
一般的には、生ローヤルゼリー換算で大体1,500ml前後となっています。
いっぺんにまとめて摂取するよりも、分けて摂取するほうが理想的といえます。
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