ローヤルゼリーは旨い??
人間は物を食べたときに美味しいと思うのは、甘いと言う感覚と、旨み成分によるものが大きいと言われています。
日本語の「うまい」と言う言葉は「あまい」と言う言葉から生まれた言葉で、「甘い」と言う漢字は「あまい」だけでなく「うまい」とも読めます。
ローヤルゼリーには、糖質のフルクトース(果糖)の他に、旨み成分のグルタミン酸が含まれています。
グルタミン酸は非必須アミノ酸で、旨み成分のひとつとして広く知られています。
興奮性の神経伝達物質として、脳の機能に必要なアミノ酸のひとつであります。
グルタミン酸は自然食品にも幅広く含まれており、乾燥ローヤルゼリーに含まれるアミノ酸の約10.0%を占めています。
ローヤルゼリーは、乳白色のクリーム状の物質で、特有の香りと独特の酸味と渋みがあり、甘みはほとんどありません。
しかしグルタミン酸の他に多くのアミノ酸群が含まれているため、旨み成分が多く、独特の風味を持つ生ローヤルゼリーを好む人もいます。
また、ハチミツと違い甘みが少ないため、甘みが苦手な人でも摂取しやすいと健康食品では人気の品になっています。
ただ、生のローヤルゼリーは、冷凍しておかないと劣化により栄養成分の減少が見られるため、栄養補給を目的とした摂取では、新鮮なうちに乾燥加工されたものを選択するのが最も良いです。
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グルタミン酸ってどんなもの?
体内で合成可能な非必須アミノ酸の一種・グルタミン酸は、1866年にドイツの化学者リットハウゼンにより、小麦のタンパク質であるグルテンの加水分解物から発見されました。
その約40年後となる1908年、東京帝国大学の池田菊苗教授が、グルタミン酸がうま味物質であることを発見しました。
これはそのまま、それまで味の基本とされてきた甘味・塩味・酸味・苦味にプラスされる5番目の味「うま味」の初めての発見でもあったのです。
グルタミン酸の摂取法
グルタミン酸は、昆布、白菜、緑茶、トマトなどの食材から摂ることができるほか、化学調味料には、さとうきびやでんぷんを発酵させて作られたグルタミン酸が含まれます。
健康食品のなかでグルタミン酸を含んでいるのがローヤルゼリーであり、ローヤルゼリーではグルタミン酸以外にも豊富なアミノ酸、ビタミン、ミネラル類などの栄養が含まれていること、サプリメントタイプなど便利な商品も多いのが魅力です。
とはいえ、グルタミン酸は非必須アミノ酸、つまり体内で自ら作り出すことができる成分なので、現代日本の生活において欠乏症になる心配はほとんどありません。
もしも欠乏した場合には、脳機能の低下、排尿障害などが引き起こされます。
逆に過剰摂取もよくありません。天然のグルタミン酸の摂り過ぎでは、睡眠不足、神経でのトラブル、幻覚などが懸念され、化学調味料などの合成成分の摂り過ぎでは頭痛やのぼせ、手足のしびれを引き起こす可能性があります。
ただし、ローヤルゼリーのサプリを規定量飲んでいる程度では、そのような摂り過ぎの心配はありません。
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「ローヤルゼリーは旨い?…に関して」・・・みんなの質問
生のローヤルゼリーの1回の分量はどれくらい?
健康状態に問題のない成人であれば、大体0.5グラムほどといったところでしょうか。
これはティースプーンの4分の1ぐらいの量です。
とても少ないのですが、独特に刺激や味があるので、慣れない人にとっては食べにくく感じる事も・・・数日試してみても厳しいようであれば、サプリメントなどの飲みやすい形状のものに変えたほうがいいかもしれません。
生のローヤルゼリーで、鮮度が良い証拠とは?
生のローヤルゼリーの独特の味と刺激・・・それがなによりも新鮮な証拠となります。
そのままで食べにくい場合は、蜂蜜やヨーグルト、またはシャーベット状にして食べるといった方法があります。
また、生のローヤルゼリーから作る乾燥ローヤルゼリーの場合は、あまりにも安いのは品質だけでなくその鮮度も不明ですから気をつけるようにしましょう。
生のローヤルゼリーの摂取で気をつけたいことは?
生のローヤルゼリーは、紅茶などの熱いものにいれると栄養素が壊れてしまいます。
また、摂取する30分前後はお茶やコーヒー、紅茶といったタンニンが含まれる飲み物を口にしてはいけません。
さらには、金属製のスプーンなどが触れると酸化してしまうので、それ以外の食器を使うようにします。
生のローヤルゼリーは冷凍保存が絶対ですから、旅行先などには持っていくことができないことも覚えておきましょう。
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