ローヤルゼリーに含まれる「グルコン酸」について
ローヤルゼリーにのみ含まれる、10-ヒドロキシ-trans-2-デセン酸(通称:デセン酸)という成分があります。
デセン酸は、有用成分が豊富に含まれている成分として知られています。
それ以外にもローヤルゼリーには含まれているが、自然界にはあまり含まれている食品が少ない成分があります。
その1つはグルコン酸という成分です。
グルコン酸は自然界ではハチミツやローヤルゼリーの他には、大豆やしいたけに、微量が含まれているくらいです。
グルコン酸は胃液で変質せずに腸まで届き、大腸内で善玉菌のビフィズス菌の栄養源となって増殖を助けるため、腸内の環境を整えます。
腸内環境が整うと便秘や下痢がなくなり、お腹にガスが溜まるのを軽減したり、それに伴う下腹部の膨満感をサポートします。
また、グルコン酸には強力なキレート(金属の排出)役割があり、カルシウム・鉄・アルミニウム・銅やその他の重金属にも優れているため、幅広く利用されています。
薬としては、鉄の欠乏症のサポートとして使われており、他にもグルコン酸由来の薬が多数あります。
上でもご紹介させて頂きましたように、グルコン酸は自然界にはほとんど存在していないため、一般的なグルコン酸はとうもろこしから工業的に生産されたものです。
そのため、「天然100%グルコン酸」などとかかれていない商品は、科学的に合成されたものになります。
ローヤルゼリーを飲んで頂くことで、天然の成分としてグルコン酸を摂取して頂くことができます。
ローヤルゼリーは、豊富なビタミン、ミネラル、アミノ酸、デセン酸以外にも、このような成分が含まれているパーフェクトフードなのです。
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ローヤルゼリーに含まれるグルコン酸とは
ローヤルゼリーに含まれる40種余りの栄養は、必須・非必須・その他のアミノ酸、ビタミン類、ミネラル類、特有成分といったグループに分けられ、グルコン酸は「有機酸」に分類されます。
炭素を主成分とする有機が化合した酸性物質のグループです。
自然界の食品におけるグルコン酸含有率を比較してみると、ハチミツや酢で0.3%、貴腐ワインで0.16%、大豆やしいたけ、味噌や醤油では0.1%以下となっていますが、そのなかでもローヤルゼリーは1.4%と、高めの含有率となっています。
グルコン酸は、金属の洗浄といった工業分野での利用のほか、pH調整剤や安定剤、食品添加物として食べ物に使用されていたり、鉄欠乏症ほかの医療分野での利用も見られ、誰もが生活において何らかのかかわりを持つ成分です。
グルコン酸以外でも整腸を期待できるローヤルゼリー
腸内環境は下痢や便秘に影響するだけではなく、実は全身の健康に影響します。
全身の免疫細胞の約6割が腸内に存在し、体内にありながら外からのウィルスを食い止める免疫器官であることからも、腸の重要性が分かりますよね。
善玉菌:日和見菌:悪玉菌=4:3:3が腸内環境のゴールデンバランスと言われますが、加齢による善玉菌の減少や不摂生によってこのバランスが崩れると、下痢や便秘、これに伴う肌荒れといった悩みを引き起こすだけでなく、全身の老化、体調悪化、免疫力低下につながります。
食事で「ビフィズス菌配合」の食べ物を意識して選ぶ方は多いと思いますが、実は食品からビフィズス菌を摂ろうとしても、その多くは胃酸や胆汁の働きによって死滅してしまい、腸には届きません。
そこで善玉菌のエサになるものを摂ることが重要になります。
ローヤルゼリーに含まれるグルコン酸は、胃酸に壊されることなく腸まで届き、善玉菌のエサとすることができます。
ローヤルゼリーの11%を構成する糖分のうち、グルコースやフクルトースといった糖類も善玉菌のエサとなりますし、オリゴ糖も含んでいます。
下痢や便秘の予防で言えば、ローヤルゼリーに含まれるビタミンB群の神経正常化の働きや、アセチルコリンの自律神経への調整する機能によって、ストレス性の排便トラブルへのサポートを期待できます。
このようなサポート力は、医薬品のようにすぐに効果を表すものではなく、毎日飲み続けて、少しずつ体内の状態を整えていく性質のものです。
グルコン酸その他のサポートを期待してローヤルゼリーを服用する際には、「毎日、数か月間飲み続ける」ということを念頭に、信頼できる自分に合った商品を選んでください。
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「グルコン酸…に関して」・・・みんなの質問
他にもグルコン酸が含まれている食品はあるの?
天然の食品でいうならば他にワイン、そして少量ですが果物の中にも存在します。
また、発酵食品にも含まれます。
天然成分として摂取するなら生のローヤルゼリーのほうが期待できるといえるでしょう。
ただ、生のローヤルゼリーは苦くて飲みにくいので、飲み続けることを考えるとその形状が飲みやすいサプリメントなどのほうが続けやすいといえます。
グルコン酸の吸収をよくする相性の良い成分は?
カルシウムや鉄、アルミニウムといった重金属イオンと繋がる事で吸収力がアップするといわれています。
また、玉ねぎやバナナといったビフィズス菌のエサとなるフラクトオリゴ糖を多く含む食品と一緒に摂取するのもおすすめです。
短鎖脂肪酸を生成してくれます。
ローヤルゼリー味にはグルコン酸が関係している?
グルコン酸は糖酸の仲間である有機酸で、その味には軽い酸味があります。
生のローヤルゼリーは酸味が強いものとなっていますが、それはこのグルコン酸も関係しているからです。
多くの人が苦くて飲みにくいといった感想をもち、続けるのもなかなか大変なようです。
継続することが第一ですから、生のローヤルゼリーにあまりこだわらず、飲みやすいサプリメントタイプなどでの摂取の方が、その優れた成分が期待できるといえます。
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